処理メニュー(退去処理)

はじめに

物件一覧で,建物をダブルクリックすると,建物内の各部屋が一覧表示されます。詳細を見たい部屋をダブルクリックすると,処理メニューが開きます。処理メニュー上部の「退去処理」ボタンを押すと,その入居者の退去に関する処理が行えます。

退去業務

退去予告日,退去日(予定日),立会日,(ハウスクリーニング等を行った後の次の入居者用の)入居可能日を入力します。

退去時の清算書をこの画面で作成できます。敷金清算書の所の初期項目は,補助メニュー・オプション・退去で,設定できます。(契約書に記載されている交換や清掃項目を確認してください。)ここに無い項目は,追加ボタンで追加することができます。

退去日によって,日割り家賃を退去時に徴収するのか,あるいは,払い戻すのかが決まると思います。条件欄のチェックボックスで払い戻すのか徴収するのかを指定します。敷金の償却を行う契約の場合は,(敷金の償却割合は,入居期間等で決まることが多い)契約書を確認して償却割合を入力してください。書類作成ボタンを押すと,清算書が作成できます。清算金の支払い方法も指定しておいてください。

「解約が確定した」にチェックを入れると,現在の敷金清算書の内容で,家主への送金関係の伝票が作成されます。(再度クリックしてチェックを外すと,家主への送金関係の伝票は削除されます。)

清算金を入居者に渡した場合には,「清算金の支払いが完了した」にチェックしてください。この退去画面は,次の入居者用に初期化されます。

「清算金の支払いが完了した」のチェック前に,敷金清算書の内容を変更すると,前回との差額が家主への送金伝票が作成されます。

退去時の水道料金計算

退去時の水道料金は,水道料金計算ボタンを押して計算できます。

初期値として,前回の検針の情報が入っています。Cボタンを押して,クリアし,検針日と退去時の検針値を入力して電卓ボタンを押してください。書類作成ボタンを押すと,請求書が作成できます。

前回検針から1カ月以内で,かつ隔月検針の計算式を使っている場合,自動的に毎月検針の計算式で計算されます。

水道料金は,退去時清算書に反映しません。