はじめに
物件一覧で,建物をダブルクリックすると,建物内の各部屋が一覧表示されます。詳細を見たい部屋をダブルクリックすると,処理メニューが開きます。処理メニュー上部の「更新処理」ボタンを押すと,その入居者の更新に関する処理が行えます。なお,更新に関して特段の処理を行わない管理会社は,補助メニュー・オプション・更新処理で,「更新後の家賃設定の機能は使わない」にチェックを入れておいてください。
更新処理
通常2年おきに賃貸借契約が自動更新されます。更新時は,以下のことを行います:
・家主と更新後の家賃の打ち合わせを行います(変更がある場合は,更新情報の家賃等の設定を変更します。)
・入居者および連帯保証人に更新後の家賃を通知します。
・入居者に勤務先や家族構成に変更がないか確認します。連帯保証人も住所や勤務先等に変更がないか確認します。
・入居者が滞納がちの場合は,連帯保証人にその旨を告げ,滞納を起こさないように指導してもらうことを連絡。
更新時には何もしない管理会社が多いようですが,本来はこれらの業務を行うべきです。賃貸整理くんは,これらに関する書類作成ができます。書類作成ボタンを押して,作成してください。また,敷金が家賃の2カ月分のように家賃基準になっている場合,家賃が値上げになった場合,敷金の不足分を徴収するかどうか等も指定できます。また,家賃が値上げになった場合,日割り家賃を徴収するかどうかも指定できます。
更新日を過ぎると,自動的に家賃設定等は,ここで設定したものに切り替わります。
定期借家契約
定期借家契約の場合,処理メニューを開き,物件情報の基本情報の「定期借家契約」にチェックを入れておいてください。次に,定期借家契約の場合は契約完了日の1年から6か月前に,契約終了のお知らせをする必要があります。ツールバーの検索ボタンを押して,入居者タブを選び,更新予定を選び,6ヶ月(会社のルールに従ってください)を選んで,検索実行ボタンを押します。これで,契約完了が6か月前の入居者を見つけることができます。書類作成ボタンを押して,定期借家契約の契約終了のお知らせを作成して,入居者に送ってください。また,他の人が書類を作成したことが分かるように「契約更新を賃借人に通知した」にチェックを入れてください。
ツールバーの次の仕事ボタンを押した時に,定期借家契約で契約満了までの期間が7か月以内で,「契約更新を賃借人に通知した」にチェックが入っていない人をお知らせします。